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1、SGDKのダウンロードと解凍。


まずはメガドライブ開発キットのSGDKをダウンロードしましょう。

SGDK
https://github.com/Stephane-D/SGDK/wiki/Download

ダウンロード後に任意のフォルダに解凍します。解凍ソフトは7zipがお勧めです。
例 C:\develop\sgdk

2、ソースファイル作成。

解凍されたC:\develop\sgdk\sample\フォルダで右クリックしhello_worldフォルダを新規作成します。
次に新規作成されたC:\develop\sgdk\sample\hello_worldフォルダで右クリックし
main.cというファイル名でテキストファイルを新規作成します。
そして新規作成されたmain.cというテキストファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

 #include <genesis.h>

int main()
{
    VDP_drawText("Hello world", 10, 13); //英数字を任意の位置に表示させる命令(関数)
    return (0);
}

 

このソースコードをテキストエディタでmain.cにコピペして保存して下さい。

3、コンパイル(ビルド)

 ビルドについて

ビルドとはプログラムが記述されたソースコードをソフトウェアに変換する行為。
メガドライブ用のROMファイルを作るにはビルドして変換しないとダメという事です。

ビルドで作られたROMファイルをフラッシュROMに焼けば実機で動きますし
ROMファイルをエミュレータで読み込めばエミュレータ上でソフトが動きます。

SGDKの本家の解説では環境変数を設定してビルドする方法が書かれていますが
自分の場合はバッチファイルを実行してビルドしてます。
コマンドプロンプトからコマンドを打ち込むより、こちらの方法が手軽でいいと思います。

 

ダウンロード
SGDKビルド用バッチファイル
make.zip
zip ( 圧縮 ) ファイル 383 Bytes

ダウンロードしたバッチファイルをC:\develop\sgdk\sample\hello_worldフォルダに解凍します。

これでソースコードのmain.cとビルド用のバッチファイルmake.batが揃いました。
バッチファイルを実行して下さい。
実行するとコンソール画面が表示され文字がたくさん流れて行きます。
ソースコードにエラーがなければoutフォルダが自動で作られ
outフォルダの中に出来たrom.binが目的のビルドされたROMファイルです。

もしビルド中にエラーがあればコンソール画面にエラー内容が表示されます。

ビルドされたrom.binをエミュレータで読みこんで「Hello world」が表示されれば成功です。
お疲れさまでした。

ダウンロード
今回のファイル一式
hello_world.zip
zip ( 圧縮 ) ファイル 662 Bytes